ステッピングモーターを使用する際には、モーターを駆動するための電源が必要です。適切な電源を選ぶことで、ステッピングモーターを最高の性能で動作させることができますが、不適切な電源は性能低下や過度なエネルギーの無駄を引き起こす可能性があります。
電源を選ぶ際のポイントをいくつかご紹介します:
- モーターの定格電流を確認する。この値はモーターのデータシートで確認できます。
- 供給電圧を確認する。供給電圧は電源を選ぶ際の主な要素です。一般的に、供給電圧が高いほどモーターの性能が向上します(例:応答速度の向上や高速時のトルク増加)。ただし、電圧はステッピングモータードライバーの最大入力電圧定格を超えてはいけません。

下表は、ステッピングモーターに推奨される供給電圧を示しています。用途の要件に応じて適切な電圧を選択してください。
- 必要な電力を計算する。簡単な計算式をご用意しました:P = n × I × V × 1.2
各変数の意味:
- P = 総電力(W)
- n = ステッピングモーターの台数
- I = モーターの定格電流(A)
- V = 供給電圧(V)
- 1.2 = 20%の安全マージン
例:定格電流3 A、供給電圧36 Vのモーターを3台使用する場合: P = 3 × 3 A × 36 V × 1.2 = 388.8 W この場合、36 V、400 Wの電源が適しています。
この計算式はあくまで電力の目安であり、実際の動作条件によって必要な電力は異なる点にご注意ください。 例えば、3軸システムでは、3台のモーターが同時に動作するとは限らず、すべてが最大負荷で動作するわけでもありません。このような場合、計算式で算出された値よりも必要な電力が低くなることがあります。
ご不明な点がございましたら、StepperOnlineのサポートチームがお客様の用途に最適なドライバーと電源をご提案いたします。