Tシリーズステッピングドライバーのアラーム出力を常時開(NO)または常時閉(NC)に設定する方法

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Daniel Zhang

最終更新日 Jul 12, 2026

まず、「常時開(NO)」と「常時閉(NC)」の違いについて簡単に説明します。

  1. 常時開(NO):

電源や信号が入っていない状態では、スイッチやリレーの接点は開いており、電流は流れません。デバイスに電源が投入されたとき、または信号を受信したときにのみ接点が閉じ、電流が流れます。ドライバーのアラーム出力において、常時開に設定した場合、通常動作時は出力が遮断された状態を維持し、故障発生時にのみ接点が閉じます。

  1. 常時閉(NC):

電源や信号が入っていない状態では、スイッチやリレーの接点は閉じており、電流が流れます。デバイスに電源が投入されたとき、または信号を受信したときにのみ接点が開き、電流が遮断されます。ドライバーのアラーム出力において、常時閉に設定した場合、通常動作時は出力が導通した状態を維持し、故障発生時に接点が開きます。

ドライバーのアラーム出力を常時開と常時閉のどちらにするかは、主にシステム設計および安全要件によって決まります。例えば、ドライバーの電源喪失時や信号断線時にフェイルセーフ状態を要求するシステムでは、一般的に常時閉モードが選択されます。一方、故障発生時にのみアラーム出力を動作させたいシステムでは、常時開モードが選択される場合があります。

Tシリーズドライバーのアラーム出力を設定するには、以下の手順に従ってください。

オープンループドライバー:

このタイプのドライバーにはRS232ソフトウェアデバッグポートがないため、外部リレーを使用してアラーム出力を常時開と常時閉に切り替えます。リレーの配線方法は以下の通りです。

上図は、4台のドライバーを直列接続し、アラーム出力を常時開または常時閉に設定した例です。同様に、1台のドライバーまたは複数台のドライバーも上図に従って配線できます。

クローズドループドライバー:

クローズドループドライバーのアラーム出力設定には、ソフトウェアによる方法と外部リレーによる方法の2通りがあります。リレーの配線方法はオープンループドライバーと同じですので、上図を参照してください。ソフトウェアによる設定方法は以下の通りです。

  1. ドライバーとPCを接続するケーブルを準備します:CABLE-PC-1およびRS232-USB変換ケーブル(当社C006など)。または、PCにRS232ポートが搭載されている場合は、CABLE-PC-1を直接接続できます。
  2. ドライバー設定ソフトウェアをダウンロードします:当社ウェブサイトの該当ドライバーの製品ページにアクセスし、DownloadsセクションからMotionStudio.zipファイルをダウンロードします。ファイルを展開し、ソフトウェアをインストールします。
  3. ソフトウェアを起動し、以下の手順に従います:Connectをクリック → 正しいCOMポートを選択 → 再度Connectをクリックして通信を確立します。

  1. 図に示す通り:パラメータ設定を開く → PR4.31を見つける(常時開の場合は1、常時閉の場合は0に設定) → パラメータをドライバーに送信 → ドライバーのパラメータを保存します。

保存後にパラメータの変更が反映されない場合は、ドライバーの電源を再起動してください。