ブラシレスモーターにおけるスター(Y)結線とデルタ結線の違い

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Daniel Zhang

最終更新日 Aug 17, 2026

ブラシレスモーターには3相の巻線が含まれており、各巻線には2つの端子があるため、合計6つの端子があります。しかし、配線時にはU、V、Wの3本のリード線のみを使用するため、各相巻線を相互に接続する必要があります。一般的な接続方法には、デルタ結線とスター(Y)結線の2種類があります。

  1. デルタ結線とスター(Y)結線とは?

デルタ結線: 各相巻線の終端を次の相巻線の始端に順次接続し、閉ループを形成します。3つの接続点が引出し端子となります。配線パターンがギリシャ文字のデルタ(Δ)に似ているため、この名称が付けられています。

スター(Y)結線: 3相巻線の各一端を共通の中性点で接続し、他端を引出し端子(U、V、W)とします。配線パターンが星形または文字のYに似ているため、この名称が付けられています。

  1. デルタ結線とスター(Y)結線の違い

a. デルタ結線

デルタ結線のモーターでは、線間電圧は相電圧と等しく、線間電流は相電流の√3倍になります。この構成では始動トルクが高く、性能が向上します。欠点は始動電流が高くなることです。

b. スター(Y)結線

スター結線のモーターでは、線間電流は相電流と等しく、線間電圧は相電圧の√3倍になります。この構成では始動電流が低くなり、各相巻線にかかる電圧は線間電圧の1/√3になります。欠点は、デルタ結線と比較して出力とトルクが低くなることです。